【衆院選’24】短期決戦 27日から投開票 支持求め奔走

2024/10/26 06:00(公開)
「ガンバロウ」を三唱する支援者=豊川市で

 第50回衆院選は27日投票、即日開票される。愛知14区は自民前職と立民、共産の新人が争う構図で3年前と同じ。15区は自民前職に、維新、れいわの元職と、立民新人、共産新人の5人が争う激戦となった。選挙戦も残すところ1日。候補者は一票を求めて声をからす。

 

■14区

 

 共産新人の浅尾大輔氏(54)は、「健康で文化的な生活ができる社会を取り戻す」と訴える。

 

 自民前職の今枝宗一郎氏(40)は、国道23号バイパスの全線開通を前倒ししたなど4期の実績をアピール、知名度の高い加藤勝信財務相らを招いた総決起大会で支持を訴えた。陣営は「相手候補を復活当選させない」と意気込む。

 

 県議を辞職して国政に挑む立民新人の大嶽理恵氏(47)は、労組の支援を生かし、地元の豊川市をはじめ、出身の蒲郡市、大企業の工場がある幸田などで支持を広げる。

 

■15区

 

 維新元職の関健一郎氏(46)は重い国民負担率を背景に「手取りを増やす」政策を訴え、中間層の支持拡大を狙う。

 

 自民前職の根本幸典氏(59)は小選挙区単独での立候補となり、背水の陣で臨む。得意の農業政策での実績を元に支持固めを図る。

 

 立民新人の小山千帆氏(49)は労組の支援などを受けて精力的に街頭に立ち、障害者など社会的弱者を含む共生社会の実現を訴える。

 

 れいわ元職の辻恵氏(76)は「失われた30年」で増税を重ねた消費税の廃止を主張。国民負担の軽減を機に経済対策へつなぐと主張する。

 

 共産新人の高木繁氏(74)は憲法9条の堅持と戦争放棄を主張。当事国の指導者へ働き掛け、戦争犠牲者をなくす平和外交の必要性を説く。

 

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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