蒲郡市竹島水族館は書道家の倉林志帆さんらとコラボした企画展「海のいきもの漢字」を開いている。3月10日まで。
倉林さんは7歳から書道を始め、国内外の書道展で数々の受賞をしてきた。書道パフォーマンスや雑誌の監修などでも活動している。
今回、書道と水族館の新しい楽しみ方を提供しようと、倉林さんに声掛けしてコラボが実現した。倉林さんの書道教室の生徒も協力し、39作品を用意した。
「魚」の成り立ちの漢字をはじめ、海にすむ「タコ」「ヒトデ」「チンアナゴ」などの漢字の書と、その生き物の姿を墨で描いた絵を展示した。
また、水族館職員が漢字の由来を解説した手描きのパネルを設置したほか、来館者に知っている海の生き物の漢字を書いてもらう参加型の展示も用意した。
難しい印象がある書道や漢字が、イラストや解説を付けることで、幅広い年齢の来館者が楽しめるようになっている。
企画展を担当する職員の平松涼太郎さんは「漢字を通して海の生き物をより楽しんでほしい」と話した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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