５月５日に長篠合戦のぼりまつり

　第５８回「長篠合戦のぼりまつり」が５月５日に、新城市長篠で開かれる。４年ぶりに「合戦行列」などの催し物を再開する。市観光協会は行列の出演者を募集している。
　１５７５（天正３）年５月にあった長篠城をめぐる攻防で亡くなった武田勝頼軍と織田信長・徳川家康連合軍の将士の冥福を祈る。新型コロナウイルス禍で戦没者慰霊法要のみを続け、３年間催し物を中止していた。合戦行列や火縄銃演武、和太鼓演武、物産展を再開する。
　合戦行列の出演者は武将15人と姫役４人を募集。武将は男女不問、姫役は女性のみ。応募多数の場合は抽選。当選者は当日午前中の行列で２㌔を歩くほか、撮影会に参加する。
　役は「奥平貞昌」「鳥居強右衛門勝商」「鈴木金七郎」「亀姫」「徳川家康」「酒井忠次」「井伊直政」「本多忠勝」「瀬名姫」「織田信長」「羽柴秀吉」「柴田勝家」「濃姫」「武田勝頼」「馬場信房」「山県昌景」「内藤昌豊」「土屋昌次」「雪姫」。
　当日は午前６時に同市長篠の開発センターに集合。鳳来支所から長篠城跡まで約２㌔歩いた後、まつり会場で式典などに出席し、午後１時に解散する。
　応募資格は４月１日時点で中学生以上の人。参加費は１人１万円（フォトブック１冊、保険料、昼食代、衣装代を含む）。締め切りは30日（必着）。結果は後日連絡する。応募用紙は新城市観光協会のホームページから印刷できる。
　問い合わせは新城市観光協会（０５３６・29・０８２９）へ。
【安藤聡】