市民オペラ「アンドレア・シェニエ」上演

2023/05/07 00:00(公開)
第1幕の夜会=アイプラザ豊橋で
 18世紀の革命前後のフランスを舞台に、実在の詩人の半生とその悲劇の恋を描くオペラ「アンドレア・シェニエ」が6日、豊橋市草間町の「アイプラザ豊橋」で上演された。三河市民オペラ制作委員会主催、東愛知新聞社など後援。7日もキャストを替えて上演されるがチケットは完売している。
 イタリアのオペラ作曲家ウンベルト・ジョルダーノによる全編4幕のオペラ。「上演が難しい傑作」と評されている。
 そこに当地の市民オペラが挑んだ。合唱団は2年以上前に練習を始め、ソリストは昨年3月のオーディションで決まった。上演への機運を高めるため、オペラセミナーが昨年10月から開かれ、毎回満席となる市民が詰めかけた。
 初日のキャストはシェニエが樋口達哉さん、マッダレーナが森谷真理さん、ジェラールは上江隼人さん。詩人のシェニエとマッダレーナとの夜会での出会い、恋敵のジェラールとのいさかいと和解、革命裁判と死刑判決、そして死を受け入れるシェニエとそれを追うマッダレーナの姿を、見どころと聴きどころ満載の演技と歌唱で表現した。
 会場は満席となり、終演後は何度もカーテンコールが起きた。
【山田一晶】
革命裁判で死刑判決を受けるシェニエ
愛を誓い、断頭台に上る2人
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