第50回衆院選 立民新人2人が復活当選 愛知14・15区

2024/10/29 06:00(公開)
小山氏=豊橋市内で

 第50回衆院選は28日未明にすべての開票作業が終わり、全465議席が確定した。注目の比例東海ブロックは立憲民主党の2新人が復活当選。比例単独で立候補していた日本保守党新人も当選した。

 東三河では、愛知14区と15区でいずれも自民前職の今枝宗一郎氏(40)と根本幸典氏(59)が早々と当選を確実にし、比例区が焦点となった。

 開票の結果、14区の大嶽理恵氏(47)と、15区の小山千帆氏(49)が復活当選した。また、比例単独で立候補していた竹上裕子氏(64)が当選した。

 

大嶽氏=豊川市内で
竹上氏=豊橋市内で

14区 大嶽氏「政治改革急ぐ」

 

 支持者とバンザイした大嶽氏は「地方議員の経験がある国会議員として、地域の皆さんに寄り添った政治をしていきます。子育て支援や福祉に力を入れ、中でも教育の格差を解消させるために無償化に取り組みます。パーティーを禁止し、企業献金を廃止します」などとコメントした。

 

15区 小山氏「人に寄り添う政治を」

 

 小山氏は同日午前2時頃、豊橋市藤沢町の事務所に入り、涙を流して支援者と握手した。小山氏は「諦めない思いが未来を作るという気持ちで、つらい人や弱い人に寄り添った国作りをしたい」と誓った。

 

保守・竹上氏 「信頼される日本を」

 

 竹上氏は同市駅前大通3の事務所で支援者ら15人と待機。午前2時過ぎ、党の議席獲得が確実となると支援者らから祝福を受けた。竹上氏は「党が目指す豊かな強い、信頼される日本を目指すうえで峠にたどり着いたばかり。まずは国民の笑顔を作るための減税を進め、自国を守るための交戦権を明記した憲法改正を目指す」などと意気込んだ。

 投票率は県全体で54・50%。14区は58・30%、15区は55・02%。

 自民と公明の与党は215議席で公示前勢力(279議席)を大幅に減らし、石破茂首相が目標としていた過半数(233議席)を割り込んだ。自公の過半数割れは、民主党政権が誕生した2009年衆院選以来、15年ぶり。首班指名選挙のある特別国会は30日以内に開かれる。

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事
光生会 蒲郡信用金庫 さわらび会 藤城建設 虹の森 住まいLOVE不動産 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国

日付で探す