第50回衆院選は28日未明にすべての開票作業が終わり、全465議席が確定した。注目の比例東海ブロックは立憲民主党の2新人が復活当選。比例単独で立候補していた日本保守党新人も当選した。
東三河では、愛知14区と15区でいずれも自民前職の今枝宗一郎氏(40)と根本幸典氏(59)が早々と当選を確実にし、比例区が焦点となった。
開票の結果、14区の大嶽理恵氏(47)と、15区の小山千帆氏(49)が復活当選した。また、比例単独で立候補していた竹上裕子氏(64)が当選した。
支持者とバンザイした大嶽氏は「地方議員の経験がある国会議員として、地域の皆さんに寄り添った政治をしていきます。子育て支援や福祉に力を入れ、中でも教育の格差を解消させるために無償化に取り組みます。パーティーを禁止し、企業献金を廃止します」などとコメントした。
小山氏は同日午前2時頃、豊橋市藤沢町の事務所に入り、涙を流して支援者と握手した。小山氏は「諦めない思いが未来を作るという気持ちで、つらい人や弱い人に寄り添った国作りをしたい」と誓った。
竹上氏は同市駅前大通3の事務所で支援者ら15人と待機。午前2時過ぎ、党の議席獲得が確実となると支援者らから祝福を受けた。竹上氏は「党が目指す豊かな強い、信頼される日本を目指すうえで峠にたどり着いたばかり。まずは国民の笑顔を作るための減税を進め、自国を守るための交戦権を明記した憲法改正を目指す」などと意気込んだ。
投票率は県全体で54・50%。14区は58・30%、15区は55・02%。
自民と公明の与党は215議席で公示前勢力(279議席)を大幅に減らし、石破茂首相が目標としていた過半数(233議席)を割り込んだ。自公の過半数割れは、民主党政権が誕生した2009年衆院選以来、15年ぶり。首班指名選挙のある特別国会は30日以内に開かれる。
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