東愛知新聞社は29日、豊橋市新栄町の本社で第52期定時株主総会を開いた。総会後の取締役会で、県の元スポーツ局長の芦沢典幸氏(62)が代表取締役社長に就任する人事を決めた。堀内一孝社長は退任した。
芦沢新社長は旧津具村出身。県立豊橋南高校を経て慶応大学法学部卒。1984年、県庁に入庁した。国際博推進局などを経て2003年から日本貿易振興機構パリセンター駐在。15年スポーツ振興課長、17年国際スポーツ大会推進監、19年一般財団法人「愛知・名古屋アジア競技大会組織委員会」事務局長、20年観光コンベンション局長、21年スポーツ局長。22年に退職し、公益財団法人愛知公園協会理事長に就任した。
取締役会で芦沢社長は「万博、東京五輪、アジア大会など、県の主要プロジェクトを20年以上、担当してきた。地方の新聞社は、日々の出来事を伝えるだけでなく、頑張っている人たちに光を当て地域を盛り上げる役割もあり、自分がしてきた仕事と通じる。とてもやりがいを感じる」などと述べた。
総会では第51期(2023年9月1日~24年8月31日)の決算や取締役選任人事などを審議し、いずれも原案通り承認された。
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株主総会で承認された人事は以下の通り。
【取締役】芦沢典幸(新任)大畑昇(再任)梅村和宏(同)山田一晶(同)眞木伸明(新任)
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