豊橋松山小で立体ものづくり

2023/06/28 00:00(公開)
3Dプリンターの説明を聞く児童ら=豊橋市立松山小学校で
 豊橋市立松山小学校で26日、6年生33人を対象に3Dプリンターを使った出前授業が開かれた。子どもたちにものづくりの楽しさを知ってもらおうと、校区女性会が企画した。
 児童がICT教育でタブレットを活用していることから、「3次元でものを考える小学生になってほしい」と、女性会会長の中尾訓子さんが、知人で3Dでプリンターを使った出前授業をしている春日井市の試作材料・工作機械・試作モデル専門商社「広陽商工」の三尾友貴美代表取締役に依頼して実現した。
 三尾さんらから3次元データの説明を受けた児童らは、実物の3Dプリンターを見た後、タブレットで縦70㍉、横70㍉、高さ50㍉のサイズ内でデザインに挑戦。自分の名前を立体的にしたもの、円柱のペン立て、剣のような形のキーホルダーなど、思い思いに図案を考えた。
 猫の置き物をデザインした前山彩寧さんは「考えるのは難しかったけど楽しかった。出来上がりが楽しみ」と笑顔を見せた。児童のデザインは広陽商工で持ち帰り、学年カラーの黄色でプリント。半月後には出来上がった立体作品が子どもたちのもとに届くという。
【田中博子】
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