「渥美半島菜の花まつり2025」(渥美半島観光ビューロー主催)が18日、田原市堀切町の伊良湖菜の花ガーデンで開幕した。約4㌶の園内で3月末までの期間中、約120万本の菜の花が咲き誇る。
「世界に誇れる花のまちプロジェクト」との連携で、今年は「花咲く暮らしラボ」を園内で初めて開いた。花とアートと食をテーマに、菜の花をイメージしたオブジェの展示やワークショップなども催す。
彫刻家の久保寛子さんは巨大な黄色いスフィンクスのオブジェを展示した。鉄骨で輪郭を、カラスよけのネットで菜の花の黄色を表した。久保さんは「日々の暮らしと重ねられるよう身近な素材を使った」などと創作の意図を説明した。
オブジェの隣では地元食材を生かした「菜の花ティーパーティー」を開いた。飲食事業者や高校生が手掛けるソーセージで作ったザワークラフトやピンチョフ、アオサ入りのポテトサラダなど12品を提供した。
創作料理で美術表現を研究する中山晴奈さんは献立について「肉や野菜や果物など食材がバランスよく豊富。手を加え過ぎず素材を生かそうと工夫した」と説明した。
主催者によると昨秋の雨不足で園内の葉の花はまだ咲き始め。2月中旬から下旬に見ごろを迎えるという。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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