新城市主催の「鳳来寺山もみじまつり」が１日始まった。同市門谷の鳳来寺で開幕式があり、観光関係者が事業の成功を祈ってモミジを手向けた。見頃は今月下旬。12月１日まで。

　本堂での式には下江洋行市長ら８人が出席。藤本高仝住職らの読経の中、参列者がモミジの葉をささげた。下江市長は「無事故で安全に事業が進むことを願います」とあいさつした。

　山頂駐車場から鳳来山東照宮や鳳来寺までの散策路では１日現在、モミジやカエデは色づいていない。

　まつりのメインイベントは23日の物産展。ふもとの「レストランかさすぎ」駐車場が会場になる。市立鳳来寺小学校から直通バスを運行する。ほかに門谷小学校で３日から12月１日に写真展が、17日に「鳳来の火まつり」がある。

　会場へのアクセスとなる県道32号が土砂崩れのために通行止めとなっている。16～17日と23～24日はＪＲ本長篠駅と表参道を結ぶ無料シャトルバスを運行する。期間中の鳳来寺山頂駐車場も有料（普通車１１００円、大型車２２００円、二輪車４４０円）となっている。

　問い合わせは、新城市観光協会（０５３６・21・００１５）へ。