豊橋鉄道は8日、市内線の車内で生ビールや熱々のおでんを味わう「おでんしゃ」の運行を始める。5月5日まで。招待客や関係者ら25人が5日、試乗会に参加した。
県内唯一の路面電車で2007年から続く冬の名物詩。市民から「走る屋台」として親しまれている。
この日、赤ちょうちんをぶら下げたレトロ車両に次々と参加者が乗り込んだ。「乾杯」の掛け声とともに発車し、「ガタゴト」と揺れる車内でビールやおつまみを片手に、駅前から運動公園前までの往復9・4㌔を約1時間半かけて楽しんだ。
料金は1人5800円。生ビールのほか、ヤマサちくわ特製おでん、おつまみ弁当、カップ酒がつく。金、土曜は夜便、日曜は昼便を運行する。今年は、子どもや酒が苦手な人にも楽しんでもらおうと、ノンアルコールの飲み物のみ振る舞う便「お酒が出ない!?おでんしゃ」も月に1度運行が予定されている。通常のセットに加え、福井酒造の日本酒「中汲み」などが提供される「おでんしゃプレミアム」は4月4日から。
11月分は満席。12月運行分は15日午前9時半から予約可能。150周年記念で、ホテルのペアディナー券などが当たる抽選も用意している。問い合わせは豊鉄観光サービスエモア旅行センター(0532・54・5691)へ。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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