豊川市長選あす1日に投開票

2023/09/30 00:02(公開)
 任期満了に伴う豊川市長選は10月1日に投開票される。立候補しているのは、届け出順に現職で再選を目指す竹本幸夫氏(69)と元高校教員で新人の中村優子氏(75)。
 竹本氏は個人演説会や街頭演説などで、工業団地を新たに作り雇用を生み出して毎年1000人の社会増▽子育て支援として高校3年生世代までの通院医療費や保育園・幼稚園の給食費無償化▽健全財政を維持するため合併推進債を活用した市役所新本庁舎建て替え整備-などの実現を訴えている。陣営では、「個人演説会では大勢の人たちが集まってくれ、話を聞いてくれる」と話す。自民、公明、連合愛知が推薦している。
 中村氏は街頭演説や集会などで、「竹本氏が進めようとしている六つの大型建設事業を見直し、その予算を子どもたちのために使う」と力を込める。試算では六つの建設事業をするために約370億円かかり、2028年度には緊縮財政に追い込まれるとし、「市民の暮らしを守るためにも昭和型の行政を止める」と訴える。陣営では「前回の市長選よりも手を振ってくれる人が多い」と話す。共産が推薦している。
 23日現在の選挙人名簿登録者数は15万79人(男7万4548人、女7万5531人)。前回の投票率は過去最低の33・00%だった。28日までの期日前投票者は5870人で投票率3・91%。前回選挙の同日比で投票者は1674人、投票率は1・09㌽増えている。選挙情勢は竹本氏リードの展開はゆるぎない見通しだが、選挙戦は盛り上がっておらず、前回の投票率を下回る可能性もある。
【竹下貴信】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 光生会 さわらび会 藤城建設 虹の森 蒲郡信用金庫 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国