バスケットボールBリーグ中地区首位の「三遠ネオフェニックス」は9~10日、同地区7位の「ファイティングイーグルス名古屋」と名古屋市稲永スポーツセンターで対戦する。午後3時35分開始。
三遠は、前節に豊橋であった「川崎ブレイブサンダース」戦でBリーグ創設以降のチーム最多得点で勝利し、連勝を7に伸ばした。デイビッド・ヌワバ、大浦颯太、デイビッド・ダジンスキーの3選手が20得点を記録した。
ここまでチームの平均得点は88・2点で2位、フィールドゴール成功率は48・4%で1位と高い得点力を誇る。一方、ディフェンス面は、平均ブロック数やスティール数は上位だが、序盤に攻勢を許す場面が目立つ。大野篤史ヘッドコーチ(HC)は「試合の入りのフィジカルさと強度のなさが問題。ヘルプに値するディフェンスができていない」と分析する。
FE名古屋は、堅守速攻のスタイル。並里成選手を起点に、外国籍選手が得点を決める。チームの3点シュートの試投数は高くないが、中村浩陸選手は成功率が4割超で要注意だ。その対策について大野HCは「ローテーションミスで不用意に打たれ過ぎた。ヘルプに頼らない体を張ったディフェンスを」と話した。
大野HCは新たなカンフル剤として、2年目の湧川颯斗選手に期待する。高身長のPGで積極的に攻める気持ちの強さが持ち味。だが、ここまでベンチを温める時間が目立つ。大野HCは「ローテーションミスなど、ディフェンスに課題がありすぎる。チャンスが何回もあるとは思ってほしくないし、自分がコートのなかでやるべきことをやれて、プレータイムを掴むからこそ自信につながる」と奮起を促す。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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