新城市の「鳳来寺山もみじまつり」（実行委員会など主催）が１日、始まった。鳳来寺で開幕式があり、観光関係者が事業の成功を祈ってモミジを手向けた。市観光協会によると見頃は下旬という。12月３日まで。
　本堂での式には下江洋行市長ら10人が出席。藤本高仝住職らが祈とうする中、参列者がモミジの葉をささげた。下江市長は新型コロナウイルスが５類に移行されたことで４年ぶりに再開することから、「多くの来訪が見込まれる。無事故で安全に事業が進むことを願います」とあいさつした。
　山頂駐車場から鳳来山東照宮や鳳来寺までの散策路では現在、一部が赤く色づいたモミジやカエデが見られる。
　まつりのメインイベントは23日の物産展。ふもとの「レストランかさすぎ」駐車場が会場になる。長篠の「ふれあいパークほうらい」から直通バスを運行する。ほかに門谷小学校で３～26日に写真展、19日には「鳳来の火まつり」がある。
　会場へのアクセスはＪＲ本長篠駅と鳳来寺バス停を結ぶ路線バスで。表参道周辺は土、日、祝日に有料駐車場（１０００円）を開設する。鳳来寺山頂駐車場も有料（普通車１１００円、大型車２２００円、二輪車４４０円）となっている。
　問い合わせは、新城市観光協会（０５３６・29・０８２９）へ。
【安藤聡】