豊橋市がJCと連携して被災地へ物資発送

2024/01/05 00:00(公開)
トラックに支援物資を搭載する豊橋JC会員と市職員ら=豊橋市役所で
能登半島地震の支援

 能登半島地震の被災地支援のため豊橋市は4日、災害情報交換などで連携する豊橋青年会議所を通じ、物資を発送した。市役所で積み込みなどの作業があり、浅井由崇市長から運搬を担う豊橋JCへ荷物が託された。東三河全域から蒲郡市内に集めたあと、5日にも被災地へ届けられる。
 今回は飲料水(500㍉㍑)240本、おむつ47箱、凝固衛生袋セット(携帯トイレ)2万セット、生理用品2万枚などをはじめ、簡易トイレやワンタッチテント、ブルーシートや土のう袋などを送る。
 被災地が求める物資を的確に届けようと、市は日頃から情報交換などで連携する豊橋JCを通じて日本JCの災害時ネットワークで必要な物資を確認した。そのうえで、JC愛知ブロック協議会を通じて、現地で待つ北陸信越地区協議会へ支援物資を届ける。
 この日は、豊橋JC会員と市防災危機管理課の職員らが本庁舎前の市民ひろばで、用意した2~3㌧トラック3台などに支援物資を詰めたダンボール箱を運び入れた。
 物資は東三河の自治体から各地のJCが蒲郡市役所の拠点に集め、5日にもJC北信越協議会に引き渡す。
 浅井市長は「スピード感をもって被災地へ物資を届けたい。助けを求める被災者へいち早く届けてほしい」と託した。
 豊橋JCの天野正樹理事長(37)は「少しでも役立ててもらうため、速やかに現地へ届けるのが使命だ」と語った。
 また豊川市は飲料水(500㍉㍑)1968本と生理用品と土のう袋を、蒲郡市は携帯トイレ1万2000枚とブルーシート、土のう袋を、各JCに委ねた。
【加藤広宣】
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