地域に暮らす外国人と日本人がともに参加し、相互理解や親睦を深める参加型・体験型イベント「平和・交流・共生のまち~とよはしインターナショナルフェスティバル2024」が10日、豊橋市駅前大通2の「まちなか広場」とエムキャンパスで開かれた。外国人3000人を含む6000人でにぎわった。
実行委員会主催、東愛知新聞社など後援。1989年から続く催しで、一昨年に「こども未来館ここにこ」から会場を変更した。まちなか広場にはLEDを使ったステージを設置。豊橋市住みます芸人「ASANA」の2人が司会を務め、着物文化の紹介やカポエイラ、ハンマーダルシマー演奏、初参加のフォルクローレ演奏などが披露された。ワールドグルメも充実、小籠包(台湾)やボルシチ(ウクライナ)、初登場の刀削麺(中国)や豊橋ビリヤニ(インド)といったキッチンカーやテントが並んだ。フェアトレード品の販売などもあった。
ピロティーでは手打ちそばや茶道体験があり、外国人が興味深そうに味わった。エムキャンパス内では国際交流団体の活動紹介や日本語スピーチコンテスト、外国籍の子どもたちによる絵画展、バルーンアートやフェイスペイントなど企画。来場者は楽しみながら国際交流について理解を深めた。
水上ビルに面した「ホコ天エリア」では「モルック」「エビすくいとカニ釣り」「起震車体験」などのブースもあり、家族連が参加していた。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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