豊橋と豊川の消防団が国交大臣表彰

2024/01/26 00:02(公開)
河川の警戒にあたる消防団員ら=豊橋市内で(いずれも提供)
 昨年6月の豪雨災害で、的確な水防活動で被害の軽減に尽くしたとして、豊橋市と豊川市の消防団に、国土交通大臣表彰が贈られることとなった。
 豊橋は6月2~3日に延べ1264人の団員が出動した。河川付近では氾濫に備えた警戒と巡視や住民らの避難誘導、冠水に備えた道路警戒などにあたった。避難所への資機材搬送など後方支援にも取り組んだ。被災者62人を救助する原動力となり、被害軽減に尽くした点が評価されたという。
 消防団では慣例化されていた訓練を昨年から見直し、より実践的な技術や知識を得られる内容に改めた。
 市消防本部は「地域に根差し、動員力の高さと現場を熟知した活動が評価されたと思う。表彰は多くの団員らの励みにもなる」と話す。
 豊川は延べ337人が夜を徹して、河川の警戒パトロールをはじめ、浸水を防ぐための土のう積み、住民の避難誘導、水没車両に取り残された人の救助活動などを展開した。
 団員約600人のうち半数が出動して住民の安全を守った。市消防本部では「被害の軽減に大きく貢献していただいた」と感謝した。
 表彰式は国交省で31日。
【加藤広宣、竹下貴信】
水防訓練の内容もより実践的に改めた
夜間に水没地域のパトロールをする豊川市消防団員㊧、土のうを積む作業
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