三遠道の7号橋完成を祝う

2024/01/29 00:02(公開)
完成した橋の上を歩く出席者=新城市川合で
 「三遠道路7号橋」(335㍍)の完成式が27日、新城市川合であった。
 東栄町三輪の東栄インターチェンジ(IC)と浜松市浜名区引佐町の浜松いなさジャンクション(JCT)間の三遠道路(21㌔)内では、東栄ICと鳳来峡IC間(7・1㌔)で工事が続いている。
 7号橋はこの区間の橋の中では最長。鳳来峡IC近くにあり、国道151号やJR飯田線の頭上に架かった。最大地上高は31㍍、4本の橋脚を基点にバランスを取りながら橋体を伸ばす張り出し架設工法を採用した。橋桁には金属線「PC鋼材」を通してコンクリートを強化した。
 式には工事関係者や地元住民ら70人が出席。中部地整局の佐藤寿延局長は「内陸部と海岸部をつなぎ、物資の輸送だけでなく観光や交流の活性化にもなる。2025年度の完成に向けて取り組んでいく」とあいさつした。今枝宗一郎氏、根本幸典氏、山本左近氏ら地元衆院議員、江口幸雄副知事、下江洋行市長が祝辞を述べた。完成を記念した銘板を披露した。出席者で橋の上を歩き、眺望を確かめた。
 工事区間内では橋8本を建設する計画で、これで6本が完成した。トンネル4本はすでに貫通している。開通すれば国道151号のバイパスとなる。中部地整局浜松河川国道事務所によると7分短縮されるという。
 三遠道路は長野県飯田市とを結ぶ三遠南信道路(延長約100㌔)の一部。鳳来峡ICと浜松いなさJCT間13・9㌔は2012年4月に開通している。
【安藤聡】
国道151号の頭上に架かった橋
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