本多さん心筋梗塞の本出版

2024/02/05 00:00(公開)
本を持つ本多さん=県立東三河高等技術専門校で
 心筋梗塞になった自身の経験をまとめた本「ある日突然、心筋梗塞」を、県立東三河高等技術専門校副校長の本多徹さん(59)=幸田町=が出版した。
 本多さんは昨年12月、胃の異変を感じ、その後左奥歯の痛み、上半身の倦怠(けんたい)感、せきなどの不調が次々と現れた。かかりつけ医や総合病院に行ったが、「心の不調では」などの診断で、原因が分からなかった。
 その後、しばらく学校に勤務していたが、波が来るように苦しくなり、たびたび休憩室で休むようになったことから、再び総合病院へ。そこで心筋梗塞と分かり、その日のうちに入院した。
 医師から示された心臓の画像を見ると、太い血管が切れそうになっていた場所があった。大切な心臓の一部を失ったが九死に一生を得た。この経験を残そうと本を記した。
 入院中のリポートをはじめ、心筋梗塞の基礎知識、退院後の生活などを紹介する。入院リポートでは大部屋にいた時に寝言や歯ぎしりが聞こえてきたことや、トイレの粗相まで伝える。心筋梗塞は、前兆や関連痛などのサインを見逃さないことの大切さを記した。退院後の生活では食事が一変し、減塩で野菜中心になったことや、6種類の薬を毎日服用していることを書いた。

購入は通販で

 本多さんは「人生100年時代に向けて、誰かの参考になればと出版しました」と話す。1000円(税別)。大手通販「アマゾン」のみで購入できる。
【竹下貴信】
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