豊橋中LC、有楽製菓が能登半島の中学生へ贈り物

2024/02/10 00:00(公開)
ブラックサンダーなどを積み込む藤通社員=豊橋市高田町で
 豊橋中ライオンズクラブは豊橋銘菓「ブラックサンダー」を製造する有楽製菓(本社、東京都)と連携し、能登半島地震で被害を受けた石川県珠洲市と輪島市、能登町の中学生400人にブラックサンダーなどをプレゼントする。生徒は集団避難先の白山市にいる。9日、豊橋市原町の豊橋夢工場で積み込み作業などがあった。
 同LCは「子供たちの未来の為の奉仕」をテーマに掲げ、活動している。「数カ月にわたり、親や家を離れて生活する子どもらの何か役に立ちたい」と、誰もが好きな菓子でストレス解消やコミュニケーション作りにつなげたいと企画。有楽製菓が協力した。
 この日、豊橋中LC会長で運送会社「藤通」の近藤資浩社長が豊橋夢工場を訪れた。社員と一緒に、自社トラックにブラックサンダー1600個分を詰め込んだ。その後、高田町の藤通豊橋営業所で用意した菓子の詰め合わせ袋400個などを積み込み、白山市に出発した。
 近藤会長は「大変な中でも、子どもらには希望を持ってほしい」と話した。有楽製菓は「つらい状況だと思いますが、少しでも笑顔になってくれればうれしいです」とコメントした。
【林大二朗】
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