田原凧保存会が「初凧」制作受け付け中

2024/02/11 00:00(公開)
初凧作りに取りかかる保存会メンバー=田原まつり会館で
 田原市の「田原凧(たこ)保存会」は、子どもの健やかな成長を祈願する「初凧」の制作依頼を受け付けている。3月31日まで。
 端午の節句に勇壮な武者絵などが描かれた凧を揚げる田原町周辺の伝統行事。
 凧は5月に開かれる初凧祈願祭で揚げる。年が明け、保存会は初凧制作のシーズンを迎えている。凧師や絵師は自宅の工房や、保存会が拠点としている田原まつり会館で一つひとつ丁寧に仕上げている。以前に制作した初凧を修繕する再生プロジェクトなどをきっかけに参加した若手職人も加わり、精力的に活動を続けている。
 10日からは市博物館で「ひな人形と初凧展」が開かれている。子どもの成長を願い、祝う民俗文化をテーマに、明治、大正時代の土人形から昭和中後期の豪華な段飾りなど70点以上のほか、保存会が今年度制作した初凧が展示される。女の子向けに巴御前など勇敢な女性を描いたものもある。4月7日まで。
 特大(縦125㌢、横217㌢)は6万円、大(縦96㌢、横164㌢)は4万円、小(縦80㌢、横130㌢)は3万5000円。家紋を入れると5000円増し。問い合わせは田原まつり会館(0531・22・7337)へ。
【岸侑輝】
ひな人形と初凧展=田原市博物館で
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