豊橋署が向山の高校生死亡事故現場で追悼式

2024/03/06 00:00(公開)
事故現場付近で啓発活動する署員ら=豊橋市向山大池町で
悲劇繰り返さぬように交通安全啓発も

 豊橋市向山大池町の信号機のない横断歩道を自転車で渡っていた県立豊橋東高校1年、岩口晃士さん(当時16)が乗用車にはねられ死亡した事故から3年。豊橋署などは4日、現場付近で追悼式と啓発活動を開いた。
 事故は2021年3月4日午後8時頃に起きた。現場は、片側2車線で、過去にも人身事故があった。
 啓発活動は、市民に交通安全意識を高めてもらうとともに、事故を風化させないよう開かれた。署員や学校職員、向山校区自治会員ら約10人が、現場で黙とうをした後に大池南交差点に移動。のぼりやサインパネルを持ち、交通安全を呼び掛けた。学校関係者は「二度と交通事故がここで起きないよう、啓発活動を続けていきたい」と述べた。
 同署は事故後、向山校区自治会に横断歩道の撤去を提案。同年6月に廃止が決定した。現在は渡れなくなっている。
【北川壱暉】
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