豊橋で三河木綿などを紹介する3人展

2024/03/09 00:00(公開)
作品を披露する菰田さん㊨と平田さん=田園で
 豊橋市馬見塚町のギャラリー茶房「田園」で、三河木綿などを紹介する3人展「棉から布へ 手織り木綿/竹細工」が開かれている。菰田眞理子さん、平田里江さんの織り、畑田真弓さんの竹細工の展示会。10日まで。
 3人は「三河木綿・三河縞」の復元をめざし、蒲郡市で活動する手織り工房「手織場」でつながった仲間。菰田さんは20年前に手織場で研修し、現在は独自で活動する。自ら育てたワタを紡ぎ、藍や草木で染めてから織った反物とそれらで作った服や小物、最近力を入れる「風通織(ふうつうおり)」の反物などを披露した。
 平田さんは岡崎の「三河木綿保存会」で学び、ブランクを経て8年前から手織場で会員として活動。これまで作りためた反物やポーチ類、茶ワタの作品や麻、ガラ紡の作品などを持参した。
 「綿の良さ、モノづくりの楽しみを知ってもらいたい、時間と気持ちを込めた作品。手作りのぬくもりや楽しんで作っている様子が伝わればうれしい」と2人は話す。
 畑田さんは手織場の1期生だが、現在は竹細工に力を入れ、指導にも携わる。今回は籠やザル、バッグなどを披露している。
【田中博子】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 虹の森 住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 藤城建設 光生会 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国