開花を控えて田原の潮音寺で藤棚準備着々

2024/04/08 00:00(公開)
藤棚を手入れする宮本住職=潮音寺で
 田原市福江町の潮音寺の宮本利寛住職が、樹齢100年以上の藤棚の手入れを進めている。今年の開花は1週間遅く、20~25日頃に見頃を迎える見込みという。
 境内の山門横、三十三観音の隣に縦約20㍍、横約15㍍の藤棚がある。満開になると一面に紫の雲が広がっているようになり、近所の人や愛好家でにぎわう。山門の外からも見えるように藤棚を広げ、「ウェルカム藤」と名付けた。仁王像と一緒に写真が撮れるようになっている。
 宮本住職が50年以上世話をしている。今年は3月27日から枯れ枝を落とす作業に取りかかった。藤棚の上で曲がりくねりながら幾重にも分かれている太い枝から、花が咲かない部分を切り落としていく。房が絡まないように伸ばしていく。
 伸びる枝のために竹を組み、藤棚を広げた。「幹の一部はもう枯れているのに、すごい活力を感じる。花房の調子が良く数も多い。例年以上の開花を期待している」と語った。
 見頃の間、米粉で作った紫と青の藤団子を土産物として販売する。夜間はライトアップもある。
【岸侑輝】
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