豊川・ひまわり農協が業務効率化へ店舗統廃合

2024/05/17 00:00(公開)
2店を統合して新たに誕生した「こうごゆ支店」=豊川市御油町で
 豊川市の「ひまわり農協」は、業務の効率化を目指し、店舗の統廃合を進めている。最終的には信用・共済事業の拠点となる支店などを11カ所に集約する。
 「第10次中期総合計画」(2021~23年度)の中で「総合施設整備計画」をまとめた。当初は23年度までに終了する予定だったが、土地の取得や移転の準備などで遅れており、24年度から始まる次の3年間の計画でも継続する。
 統合前に16店舗があったが、昨年9月に東上支店を廃止し一宮支店に統合した。今年1月に蔵子支店を廃止し八幡支店に、広石支店を廃止し御津支店に統合した。さらに2月には国府支店と御油支店を廃止し、新たにオープンした「こうごゆ支店」に集約した。現在は12店舗になっており、今後は睦支店と豊川支店を廃止し、新たな店舗にすることで11店舗になる。これで計画が完了する。
 他にも集出荷センターや小売店舗の統廃合も進めている。4月に完成した「総合集出荷センター」は、花き集出荷センターと、東部・中部営農センターの集出荷場をまとめた施設。また小売店舗の産直ひろば中部と、産直ひろば御津を閉店し、新たなグリーンセンターを国道23号バイパス為当インター付近に来年度中にオープンすることを目指す。
 同農協は「事業拠点を再編して効率化することで、持続可能な経営基盤の確立と強化につなげる」と話す。
【竹下貴信】
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