田原凧まつりでけんか凧大会

2024/05/27 00:00(公開)
健闘する幸田町チーム=田原市田原町で
 「田原凧(たこ)まつり」(田原凧保存会主催)のけんか凧大会が26日、田原市田原町の水田一帯で開かれた。東愛知新聞社など後援。
 挙げ手の技で空を縦横に動く田原凧を使い、互いの凧糸を切り合う。保存会の凧師や「凧の学校はやぶさ」の子どもたちを中心に、幸田町からも町村合併70周年記念で参加。計26チームが赤組と青組に分かれ、しのぎを削った。
 開始の号砲で次々と凧が揚がる。凧についた「うなり」と呼ばれる弓のような部分が、特有の音を上げる。有利な位置を取った凧が相手チームの凧に急降下などで襲いかかる。凧糸には「ナンキン」と呼ばれるガラス粉が塗られていて、相手の糸を切れば得点となる。
 地上でも凧師らが「いけ、いけ!」と挙げ手に発破をかける。うまく絡み合い、相手の糸が切れて風に流されると「切った!」と声を上げる。審判長を務める山下政良市長が裁定を下すと、得点チームから歓声が上がった。
 総合得点では赤組が465点、青組が325点となり赤組が勝利した。70点で大会3位の好成績を挙げた赤組はやぶさの子どもたちに、鈴木裕会長は「子どもたちの成長を感じられて大満足」と語った。
【岸侑輝】
競り合う赤組と青組の凧
大人の凧師らと対等に競うはやぶさの子どもたち
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