のんほいパーク、雌のサーバルが6月に来園

2024/05/31 00:00(公開)
近く来園する「ゆい」(那須どうぶつ王国提供)
 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は、新たに雌のサーバル「ゆい」(4歳)を「那須どうぶつ王国」(栃木県那須町)から6月26日に迎え入れる。3月に死んだ雌の後継として、園内で飼育中の雄「しょう」(3歳)との繁殖を目的にペアリングを予定する。
 「ゆい」は2020年5月に名古屋市東山動物園で生まれ、昨年6月から那須どうぶつ王国で飼育している。飼育園によると警戒心が強いという。
 豊橋市はサーバルの繁殖を目的に今年4月、夜行性動物館から独立させた専用のサーバル舎をオープンした。左右の個室のほか、発情期には雄雌で一緒に過ごせる部屋を新たに設けた。柵で仕切られた展示スペースもあり、日中の公開も可能になった。
 一方、今年3月4日に雌「ステル」が急死して繁殖計画は中断。ステルの死を知った那須どうぶつ王国から、ゆいの提供を持ち掛けられ計画再開のめどが立った。
 園は今後、2匹を個室で飼育して環境に慣れさせ、発情期を見極めたうえで同じ部屋へ移す。
 獣医は「北半球では秋から冬にかけて発情期を迎える。早ければ今秋にも同じ部屋へ移せるかもしれない」と期待を寄せる。一方で「ネコ科の動物なので互いに警戒心は強い。繁殖適齢期のペアなので、2~3年後の長期的な視点でじっくりと関係を築きたい」と意欲を見せる。
【加藤広宣】
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