友好都市の南通市訪問団と豊橋市が意見交換

2024/06/04 00:00(公開)
南通市の曹局長㊧から記念品を受ける杉浦副市長=豊橋市役所で
 豊橋市と友好都市提携を結ぶ中国南通市の経済訪問団が3日、市役所で杉浦康夫副市長らと懇談した。一行は南通市の港湾PRで訪れ、豊橋市とは三河港との連携を促す取り組みについて意見交換した。
 両市は1987年に友好都市となり、相互訪問は30回を超える。民間同士の交流も盛ん。14年には市内に本社のある武蔵精密工業(植田町)が拠点を進出するなど、経済交流も盛んになりつつある。昨年度は豊橋商工会議所を初めて訪ねた。
 この日は南通市財政局の曹金海局長ら7人が市役所を訪ねた。杉浦副市長、豊橋地区日中友好協会の星野隆輝会長と両市の特産で作った記念品を交換した。
 曹局長は「現在の人口は774万人、市内総生産(GDP)は1・2兆元(約24兆円)まで成長した。武蔵精密の拠点はこの10年でさらに拡張工事を終えるなど、地元の自動車産業界にも影響を与えている」とした。
 訪問団によると、今後は自動車輸出入で国内屈指の三河港との交易を広げたいという。杉浦副市長は「民間との経済交流はさらに活発に続けてほしい。自治体と民間交流も持続的に進めたい」と歓迎した。
 一行は5日まで国内に滞在し、現地に支店を持つ名古屋銀行本店や都内の投資ファンドなどと懇談を重ねる。
【加藤広宣】
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