みたらし団子に廃棄予定のつくだ煮調味液活用

2024/06/13 00:00(公開)
つくだ煮の調味液をたれに使ったみたらし団子㊤と昆布つくだ煮の煮炊き(提供)
豊橋・お亀堂の取り組みに注目

 豊橋市南小池町の和菓子店「お亀堂」は、廃棄されるつくだ煮の煮汁を、みたらし団子のたれに有効活用し始めた。食品ロス対策にもつながる取り組みとして注目される。
 豊橋の老舗つくだ煮店「濱金商店」から提供を受ける。昆布つくだ煮の製造工程で出る濃縮状態になった昆布エキスの煮汁を使う。濃縮状態になると、味が昆布に入らなくなるため、これまでは廃棄していた。豊橋信用金庫が両社をマッチングし、食品ロス対策につなげた。
 お亀堂の森貴比古社長は、「見た目は同じですが、昆布のうまみがたれに加わり、団子がよりおいしくなりました」と話す。店では、その日に売る分だけを焼き上げるスタイルで、昔ながらの手作りにこだわる。年間で3万~5万本を販売する。
 通常価格は1本150円(税込み)だが、6月末まで120円の特別価格。直営店で。問い合わせは、お亀堂(0532・45・7840)へ。
【竹下貴信】
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