豊橋中LCの近藤会長ら輪島へ支援物資届ける

2024/06/15 00:00(公開)
仮設住宅で被災者の女性に支援物資を手渡す近藤会長㊧=石川県輪島市で
豊橋市内9LCから募った義援金も

 豊橋中ライオンズクラブの近藤資浩会長と豊永毅幹事が14日、能登半島地震被災地の石川県輪島市を訪れた。そうめんや熱中症対策品、ゼリーなどの支援物資を届けた。さらに豊橋市内の9ライオンズクラブから寄せられた義援金を、多くの会員が被災している輪島ライオンズクラブに贈った。
 近藤会長らはこの日午前2時に物資を積んだ車で豊橋市を出発。午前7時頃に輪島市に到着、門前町の仮設住宅を訪れた。夏の暑さが厳しくなるのを前に、首まわりを冷やす熱中症予防グッズと、そうめん各250人分を贈った。また避難所となっている小学校の体育館を訪れ、ミカン味とリンゴ味のゼリー計600個をプレゼントした。続いて、輪島LCに義援金を手渡した。
 近藤会長は「豊橋市内のライオンズクラブの総力を結集し、あらゆる支援をしていきます。夏を前に熱中症対策品、飲料水、米など、被災された皆さまが必要とするあらゆる物資を届ける支援を今後も続けていきます」と述べ、活動を継続することを約束した。
 これに対し輪島LCの小森紀史会長は「これだけ甚大な被害を受けるのも初めてなら、支援をいただくのも初めて。来ていただくだけでもありがたいし、義援金や物資などは現実的に助かります。仕事や住む場所がない会員もおり、解散することも考えました。全国のライオンズの仲間が応援してくれるので、何とかこらえ、会員全員で一日も早くこの地域に奉仕できるようになりたいです」と感謝した。
 近藤会長は2月に豊橋銘菓「ブラックサンダー」を同県珠洲市と輪島市、能登町の中学生400人に届けるなど、継続的に支援活動をしていることで知られる。
【本紙客員編集委員・関健一郎】
避難所の体育館に積み上げられた支援物資
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