新城市学校給食センターが完成

2024/07/14 00:00(公開)
調理室を視察する出席者=新城市川路で
 新城市の学校給食センターが同市川路に完成した。13日に完工式があり、下江洋行市長らが出席して祝った。共同調理場として9月3日に稼働する。
 市内19小中学校のうち、作手地区の小中学校を除いた17校が「自校方式」で各校内の給食室で調理してきた。しかし調理員不足や施設の老朽化、アレルギー対応などの課題を受けて、2018年度の市教育委員会で共同調理方式の採用を了承した。昨年3月に着工した。
 鉄骨造一部鉄筋コンクリート造の地上3階、地下1階で延べ2775平方㍍。調理と給食搬出スペースは2階部分、地下1階に荷受け、鮮度や異物混入を確認する検収室、地上1階は会議室、研修室、食育展示スペース、3階は食育用見学通路。炊飯室やアレルギー対応メニュー専用も設けた。総工費は約25億3547万円。
 下江市長は「未来を担う子どものために安全安心な施設が完成した。郷土愛を育む食育を進めたい」とあいさつした。
 稼働に向けて16日から食器などを、24日から運搬車や配送用機材を運び込み、配送トレーニングに取り組む。
 東三河の他4市ではすでに共同調理方式を導入している。
【安藤聡】
完成した新城市学校給食センター
あいさつする下江市長
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