石原裕次郎さん命日に豊橋でSPレコード鑑賞会

2024/07/19 00:02(公開)
SPレコードの音を楽しむ人たち=「風と夢」で
寺沢公民館解体時に発見、懐かしの名曲堪能

 石原裕次郎さんの命日(7月17日)に合わせ、豊橋市東脇2の「整体カフェ 風と夢」でSPレコードの鑑賞会が開かれた。用意されたレコードは石原裕次郎「錆びたナイフ」など5枚。いずれも一昨年、市内の寺沢公民館の解体時に発見されたものだという。
 準備したのは、同市寺沢町の幾田真さん。幾田さんが小沢校区自治会長と寺沢町自治会長を務めていた2022年度、寺沢公民館を建て替えることになり、役員らとともに取り壊し前の公民館を片付けていた時に約50枚の古いレコード盤が見つかった。1950年代のものが多く、「寺沢青」のシールが貼られた盤も。幾田さんによると「昭和30年代に当時の青年団が盆踊りなどで使っていたと思う」という。処分される予定のレコードを幾田さんが引き取り、これまで管理していた。
 たまたま、シンガーとしても活躍するカフェ代表の久美さんが、豊橋駅前のイベントで石原裕次郎さんのモノマネで知られるタレントゆうたろうさんと同じ舞台に立ったこと、店に蓄音機があることなどを幾田さんが知り、「命日にSPレコードを聞きませんか」と呼び掛けた。

古関裕而が手掛けたものも

 レコードの中には、古関裕而が手掛けた「豊橋観光音頭/夢の豊橋」をはじめ、「二川音頭/二川街の唄」、馬飼野康二さんらが関わったシングルレコード「豊橋、明日へのマーチ 手を上げる/豊橋とんとん唄」など地元ゆかりの楽曲も。レコードは複数のプレーヤーを使って再生。針を落とすと多少音飛びはあったものの、集まった友人らはレコードの温かみある音や懐かしいメロディーに聞き入った。
【田中博子】
寺沢公民館で見つかったレコード
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