一幸建設協力会が豊橋で安全大会

2024/07/23 00:00（公開）

社会

山本社長㊨と優良事業所の皆さん=豊橋サイエンスコアで

　一幸建設（豊橋市大山町）の取引先などでつくる「一幸建設協力会」は22日、豊橋サイエンスコアで今年度の安全大会を開いた。協力会社61社の代表らが参加し、講話などを通じて職場の安全管理と意識の徹底を再確認した。
　協力会の代表も務める一幸建設の山本敬輔社長は「思わぬミスがきっかけとなる労災は人災でもある。全国的に労災発生率が増加傾向の中、協力会では昨年度も労災ゼロを保った。人はミスを犯す前提で全員が当事者意識を持って安全確保に努めてほしい」と呼び掛けた。

優良者を表彰

　会員事業所の優良者表彰もあり、玉越啓太さん（タマコシ）、清田泰雄さん（清田組）、酒井清さん（酒井建築）の３人を選んだ。
　一幸建設の安全報告と安全パトロールの報告に続き、中央労働災害防止協会の牧野宏俊氏が「ヒューマンエラーと防止対策」と題して講話した。労災発生状況や災害例を示す統計データなどを踏まえ、土木・建築の工事現場ではより重篤な被害につながりやすい点などを指摘した。
【加藤広宣】

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