飲食店と生産農家で秋冬メニュー開発

2024/07/31 00:00(公開)
農産物を紹介する生産者=ホテルアークリッシュ豊橋で
 豊橋市は29日、ホテルアークリッシュ豊橋で秋冬の農産物を生かした飲食店の新メニュー開発を目的に、生産農家とのマッチング会を開いた。市内の飲食店や菓子店など15店に対し、生産者が栽培のこだわりや味などの特徴をアピールした。
 3年目の今年は春夏農産物のメニュー開発に続き初の年2回開催とした。今回は15飲食店と21生産者が参加し、2部制でマッチング会を催した。オンライン投票を採用し、農家の説明を聞けない際は配信動画を参照するオンデマンド投票とした。
 市内で十三代続く苺屋田中(忠興2)は、農薬や化学肥料を使わず栽培した「やよいひめ」を紹介した。完熟のみを収穫するこだわり、果肉の固さや強い甘みと香りの特徴などを説明。冷凍加工品から肉料理やパスタのソースまで幅広い活用法を示した。
 店主らは新メニューを開発したい農家に「金」、食材の取引を望む場合は「白」を投じて意思表示。今回は新メニュー8件、農産物の取引40件の投票があった。新メニュー開発希望者の中から8月18日までに意思表示すればマッチングが成立、10月上旬まで開発に取り組む。下旬には新メニューのお披露目会を開き、各飲食店などで販売する。
 マッチング会は中部ガス不動産が同日まで開催した「東三河FOOD DAYS」の関連イベントの一つ。
【加藤広宣】
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