豊川にゆかりのあるテルミン奏者竹内正実さん(57)=浜松市=が出演するコンサート「さわやか音楽会」(実行委員会など主催)が8日、豊川市小坂井文化会館で開かれた。脳卒中で右半身にまひが残り、主に使う手を左に変えて演奏した。
長年一緒に演奏しているテルミン奏者の濱口晶生さん、ピアノの高橋麻乃さんと出演。「星に願いを」をはじめ「家路」「コンドルは飛んでいく」「恋のバカンス」などアンコールを含めて12曲を奏でた。テルミンだけでなく、マトリョーシカ型のテルミン「マトリョミン」も使った。観客も手拍子をするなどして盛り上げた。
竹内さんは奏者として活躍していた2016年、コンサート中に脳卒中を発症して倒れた。一命は取り止めたが、右半身にまひが残った。このため演奏で主に使う手を右から左に切り替えて再出発した。今回は「復活コンサート」のような意味合いを持つ。
竹内さんは「これからも挑戦を続け、復活したと大勢の皆さんに思ってもらえるように頑張ります」と話した。
【竹下貴信】