のんほいパークで時習館高生徒が小中学生へ動物ガイド

2024/08/24 00:00(公開)
小中学生に動物の生態を説明する時習館高校スーパーサイエンス部の生徒=のんほいパークで
サイエンスフェスタでSSHの成果披露

 県立時習館高校は23日、豊橋市の「のんほいパーク」で「サイエンスフェスタ」を開いた。文部科学省から「スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)」に指定されている。関連する部員が東三河の小中学生に動物に関する知識を教えた。
 時習館はこれまで中学生を学校に招き、SSHの成果を発表してきた。今年は小学生を対象として豊橋市が協力、会場をのんほいパーク内の動物園と市自然史博物館とした。蒲郡市や新城市も含めた計80人が参加した。
 部活動「スーパーサイエンス部」の部員が講師を務めた。生物分野では部員5人が園内で飼育されている動物を案内した。「パタスザルは長い尻尾が特徴で走る速さは時速55㌔といわれます」「ミーアキャットの爪は頑丈です。餌やりはダチョウの卵の殻を使います。穴を開けてそこから出てくる幼虫を食べます」などと説明した。
 部員は夏休みに動物園に通い、動物研究員らと打ち合わせを続け、ガイドブックを作った。1年の福田笑瑚さんは「みんなに語りかけるように話すことを心がけた」と振り返った。
 他の部員は自然史博物館で実験講座や鉱物ガイドを催した。
 時習館高校は2026年度に中高一貫校となる。このため、来年のフェスタは対象を小学生とすることを検討する。
【安藤聡】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

虹の森 住まいLOVE不動産 藤城建設 蒲郡信用金庫 さわらび会 光生会 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国