豊橋市大手町の西光寺で6日、熊手やダルマ、宝船などの縁起物を買って来年の幸運を願う年末の風物詩「三河酉(とり)の市」が始まった。7日まで。
1909年、浅草を参考に地元の商店街と西光寺が協力して始めた。今では三河地区唯一の酉の市として、商売関係者らに親しまれている。
大勢の人が訪れた。商売繁盛や開運祈願、家内安全などを願って大きな熊手や手のひらサイズの「豆熊手」などを買い求めた。
豊橋名物を施した「大熊手」を境内に展示したほか、奉賛会のメンバーが「商売繁盛、大繁盛を記念して」と威勢のいい掛け声や拍手を送る「たたき隊」を作り、本場の雰囲気を再現した。
奉賛会の渥美太智さんは「縁起物の熊手などを買って、来年の福をかき集めて」と話した。
酉の市の様子は公式YouTubeからチェック
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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