豊橋市長選(11月10日投開票)で配られた選挙ビラを巡り、市は11日、記載内容の真偽について調査に乗り出すと明らかにした。長坂尚登市長の関係者が選挙期間中に配布した法定ビラが対象。この日の市議会12月定例会で、伊藤哲朗氏(自民)の一般質問に広地学総務部長が答えた。
法定ビラには「(前市長の)のパワハラ体質が報じられました。」の見出しがあり、インターネットメディアが報じた告発記事の内容とともに紹介されている。引用した記事には、前市長の4年間に秘書2人がパワハラに遭ったとしている。
9~10日の一般質問でも星野隆輝氏と坂柳泰光氏が同じ内容で、長坂市長に就任前後の事実認識をただした。
長坂市長も答弁で、ビラの記載内容や新聞折り込みで配布した経緯などを知っており、制作にも関与している点を認めていた。一方、市長就任以前に事実関係を確認していたかは「市政の一般事務ではない」として答弁しなかった。
伊藤氏はこれらの経緯を踏まえ「前市長のパワハラがあったかの事実確認を含め、人事課を所管する総務部で公平公正に調査すべきだ」と市に対応を求めた。
広地学総務部長は「不正や偽装が疑われる事案には、公平公正に調査することになってる。この法定ビラの内容については調査した上で市議会に報告する」と答えた。
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