豊橋市中野町で建設が進む「市動物愛護センター(仮称)」の工事柵に、市立磯辺小学校の児童が描いた壁画が飾られた。28日、完成セレモニーがあった。
建設工事を請け負う「一幸建設」(大山町)と磯辺小とのコラボ。地域の人や児童が事業に興味を持ってほしいと、卒業生でもある山本敬輔社長が申し出た。
壁画は横約30㍍、縦1㍍。全校計20クラス(児童約560人)が「夢のある校区」をテーマに描いた20枚をつなぎ合わせた。犬や猫をはじめとしたさまざまな動物の絵が散りばめられ、全体が1本の線で結ばれている。
式典では6年生児童らが完成した壁画を見学。自分が描いた動物を探して喜んでいた。山本社長はすてきな絵を描いてくれたことに感謝し「地域の人が関心を持ってくれると思う。私たちも最後まで工事をやり遂げるので、応援してほしい」と語った。
現場見学があり、建設中の建物を前に市や現場の担当者が説明した。児童から「動物と触れ合える施設になるか」「動物が飼えない人でも来てよいか」などの質問が出た。
壁画は工事の進捗によるが、3月末までは掲示される予定という。内田遼大さん(6年)は「人も動物も楽しめる施設になってほしい」と話した。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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