設楽町観光協会が電動自転車使いツアーを開始 大自然の中 非日常を楽しんで 

2025/01/04 00:00(公開)
電動自転車と高松さん(手前)ら観光協会スタッフ=道の駅「したら」で

 設楽町観光協会は今年度、電動自転車を使った少人数向けのサイクリングツアーを始めた。昨年7月から7回開催し、豊川(とよがわ)沿いや設楽ダム建設工事現場周辺などを巡った。

 

 昨年7月、任意団体から一般社団法人としてスタート。町内で集合解散する着地型企画としてサイクリングツアーを始めた。4月に5台購入した電動自転車を使う。

 

 協会がある道の駅「したら」を発着するコースでは、7月27日は田峰観音近くの「だみねテラス」を往復する6・5㌔のコースで、駅内の「ほうらいせん酒らぼ」で甘酒作りを体験し、道中で国天然記念物「ネコギギ」の保全施設を見学した。10月には林道と県内最古のトンネル「与良木隧道(ずいどう)」を通る10㌔コースを巡った。

 

 9月と12月は国土交通省設楽ダム工事事務所広報展示室を拠点に見晴展望台を巡る5㌔コース。工事事務所の田中康寛所長がガイドした。「ダムカレー」を食べる行程もあった。11月には町北西部の駒ケ原を訪問。豊田市の稲武地区で関谷醸造の施設を見学後に設楽町内の紅葉を楽しんだ。

 

 事務局長の高松哲也さんによると、どのコースも県内から4~5人が参加し、中にはリピーターもいたという。「参加した女性が別のコースで夫を誘い合わせたケースもあった。田峯地区ではご当地サイダーを振る舞うなど、おもてなしもあった」と説明する。

 

昨年7月にあった田峯地区のツアー(提供)

さらなるPRへ2地区で企画

 

 今後は名倉地区の桜巡りや、津具地区でのツアー開催も計画する。高松さんは「都会にはない非日常の景色や体験ができることをアピールしたい」と話した。

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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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