設楽町観光協会は今年度、電動自転車を使った少人数向けのサイクリングツアーを始めた。昨年7月から7回開催し、豊川(とよがわ)沿いや設楽ダム建設工事現場周辺などを巡った。
昨年7月、任意団体から一般社団法人としてスタート。町内で集合解散する着地型企画としてサイクリングツアーを始めた。4月に5台購入した電動自転車を使う。
協会がある道の駅「したら」を発着するコースでは、7月27日は田峰観音近くの「だみねテラス」を往復する6・5㌔のコースで、駅内の「ほうらいせん酒らぼ」で甘酒作りを体験し、道中で国天然記念物「ネコギギ」の保全施設を見学した。10月には林道と県内最古のトンネル「与良木隧道(ずいどう)」を通る10㌔コースを巡った。
9月と12月は国土交通省設楽ダム工事事務所広報展示室を拠点に見晴展望台を巡る5㌔コース。工事事務所の田中康寛所長がガイドした。「ダムカレー」を食べる行程もあった。11月には町北西部の駒ケ原を訪問。豊田市の稲武地区で関谷醸造の施設を見学後に設楽町内の紅葉を楽しんだ。
事務局長の高松哲也さんによると、どのコースも県内から4~5人が参加し、中にはリピーターもいたという。「参加した女性が別のコースで夫を誘い合わせたケースもあった。田峯地区ではご当地サイダーを振る舞うなど、おもてなしもあった」と説明する。
購読残数: / 本
浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
週間ランキング
【ニューイヤー駅伝】トヨタ自動車連覇なるか、吉居大和選手の「リベンジ」に期待 「東愛知新聞」がWebサイトをリニューアル!地域の皆様の暮らしと仕事に役立つメディアを目指して 【1月3日号】負けヒロインが多すぎる!特集|作品愛あふれる2人に聞く コースづくり&「マケインウォーカー」制作秘話も 【1月1日号】「負けヒロインが多すぎる!」特集|作品愛を語る豊橋の5人 「このライトノベルがすごい」1位記念 コロナ「5類」変更への舞台裏 今枝氏が本社で解説 【箱根駅伝】調子上向き浅井皓貴、近田陽路両選手、東三河出身選手が出場 【結果発表】24年の「東三河の顔」1位は三遠ネオフェニックスの大野篤史HC、マケイン作者の雨森たきびさんは2位 【レポート】「負けヒロインが多すぎる!」 豊橋まつりスペシャルトークステージ 梅田修一朗さん、遠野ひかるさんら声優陣が登場 【1月1日号】三遠ネオフェニックス特集|大野篤史HCの選手評 佐々木、吉井、湧川、ヌワバ、大浦の5選手の評価は 【中部実業団駅伝】トヨタ自動車が2位、吉居大和選手が区間8位の苦いデビュー戦日付で探す