豊橋市民有志らでつくる「豊橋新アリーナを求める会」は11月30日、「三遠ネオフェニックス」戦があった市総合体育館で、多目的屋内施設(新アリーナ)と豊橋公園東側エリアの整備計画継続を求めて署名活動をした。1日の第2戦も試合前に活動し、3日に市議会へ提出する予定。
館内1階の会場入り口付近にブースを設け、訪れる両チームのブースターらに協力を求めた。ほかにも入場客が自ら集めた署名簿の持ち込みも受け付けた。
三遠ブースターという豊橋市内の親子は家族や知人に協力してもらったという署名簿を事務局員へ手渡した。応援して4年目という母親は「ブースターと市民のどちらの立場からも新アリーナは造ってほしい」と継続を願った。
熊本県から応援に来た19歳と20歳の女子大学生は、応援する佐々木選手を追って熊本から三遠のブースターになった。アリーナ関連の報道やSNSを見て「豊橋の新アリーナはバスケ以外にも使い道が多いと分かった。強豪になったチームのためにも計画を進めてほしい」と述べた。
求める会は市へ計画継続を求める請願書を市議会の伊藤篤哉議長宛てに3日提出予定。落合幸一郎事務局長は「計画に賛同した市議の背後にも多くの民意がある。新市長は、そこを踏まえて考え直してほしい」と述べた。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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