豊橋市の長坂尚登市長が27日、東愛知新聞社を訪れ、就任後の市政運営について振り返った。2025年へ向けた抱負では「一日ずつ着実に歩みたい」と語った。
11月の市長選で現職を破り初当選した。初登庁日の訓示では幹部職員に対し「長坂市長ではなく、これまで通り長坂さんと呼んでほしい」と呼び掛けた。就任から40日余りで定着したようだが「よく知った顔ぶれも多いが、不慣れな職員は時々『さん』付けに言い直すこともある」などと振り返った。
当選後、印象深かった出来事として大学院の恩師からの祝福の言葉を挙げた。「研究室を離れてから長く連絡も途絶えていた。思い切って連絡すると『おめでとう』と声を掛けられた。近況を知っていてくれたのがうれしかった」と語った。
激務とされる市長の仕事については「想像以上に意思決定が多いことが分かった。1人でこなそうと思うと大変で、秘書がいないと仕事が回らないのだと実感した」と感慨深げに語った。
来年の抱負では「一日、また一日と着実に豊橋市政を前に進めていきたい」と述べた。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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