田原市で、食用菜の花(ナバナ)の収穫が始まった。「NPO法人田原菜の花エコネットワーク」の会員ら8人が加治町の畑で収穫した。
団体は「菜の花エコプロジェクト」の一環で、農地として使われなくなった「遊休農地」を活用して菜の花を栽培していている。約800平方㍍の農地では15年ほど前に栽培を始めた。
今年は例年よりも降水量が少なく、20日間前後遅い収穫となった。会員らは籠を背負い、黄緑色の菜の花を摘んでいた。つぼみの段階で収穫するのがポイントという。
ナバナは甘みと苦みのバランスが良く、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。おひたしや天ぷら、ペペロンチーノに使うのがお勧め。「フードオアシスあつみ」や、18日の「田原菜の花エコプロジェクト感謝祭2025」などで販売する。出荷最盛期は2月上旬以降の見込み。
事務局長の山本英俊さんは「春の味覚を味わって」と話している。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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