プロ野球は1日に全12球団がそろってキャンプインする。母校の豊橋中央高校での自主トレを終え、1軍定着を狙う谷川原健太(ソフトバンク)、中川拓真(ヤクルト)、星野真生(中日)の3選手に意気込みを聞いた。
10年目の谷川原選手は「今年こそ正捕手を奪取したい」と意気込む。甲斐拓也選手の巨人移籍で正捕手が空席に。宮崎キャンプでA組に入った海野隆司、渡邉陸、盛島稜大の3選手、B組ながら実績のある嶺井博希選手との争いとなる。
今オフ磨き上げたのは自慢の打撃だ。「他の選手との違いを見せたい」と話す。昨季は捕手1本に絞り、2軍戦を中心にマスクをかぶった。1軍戦は4試合の出場にとどまったが、4割4分4厘の好成績を記録。「迷ったらこれをやるという打撃の形が見つかった」と手応えをつかんだ。
さらに安打性の打球を増やすために、今オフはスイング軌道の修正に取り組んでいる。「悪い癖で手が先に出してしまう。後ろ側から加速してボールラインに入れる意識」と言う。12月の自主トレでは、さまざまな形状や重さの4種類のバットでティー打撃をした。バットを途中で止める動作を繰り返し、スイング動作を確認した。
2022年に結婚し、昨年末に第1子が誕生。「今までは1軍昇格で一喜一憂していたが、1年でも長くやるためにどうすればという意識が強くなった」と変化が表れた。小久保裕紀監督から「目の色が変わった」と褒められたといい、「どの捕手より試合に出たい」とアピールを続ける。
捕手の中川選手は、一昨年オフにオリックスを自由契約となり、独立リーグの「火の国サラマンダーズ」でプレーを続けていたが、昨年7月にヤクルトからオファーが届いた。「正直びっくりした」と振り返る。今季の目標は「1軍出場」。「スイングスピードを上げ、長打力をアピールしていきたい」と語った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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