豊川市で活動するサッカークラブ「小坂井FC」が主催する伝統の大会、「O氏杯」が先日2日・9日に豊川市赤塚山公園市民のスクエアほかで行われ、「FCヴェルダンA」が優勝を果たした。
O氏杯とは、まだサッカーが盛んでなかった頃、子供たちの試合をする機会を提供するために、小坂井FCのスポーツドクター大谷氏(O氏)がオーナーとなり、毎年2月の第一・第二日曜日に開催している大会。
開催当時は数チームでの開催だったが、年々規模が大きくなり、今では30を超えるチームが集まるほど。「小坂井FCといえばO氏杯」というイメージがあるほど伝統の大会となっている。48回目を迎えた。
今年は31チームがエントリー。東三河のチームや、岡崎市、三ケ日市(静岡県)からも集まった。
また会場では、不要になったボールを集め、世界各国の子どもたちへ届ける「PEACE BALL PROJECT(ピースボールプロジェクト)」も実施された。
試合は1回戦からトーナメント方式。卒団まで残り僅かとなってきた6年生の選手たちが、優勝を賭けて寒波の中激しく争った。主催の小坂井FCの試合では、下級生の選手たちが会場に集まり、保護者たちと固まって応援歌や拍手などで選手を鼓舞する姿があり、ゴールが決まると大きな盛り上がりを見せた。
決勝戦は、準決勝でA・B対決に勝利し勝ち上がったFCヴェルダンAと、豊川西部相手に5-0と快勝し勢いに乗る「岡崎西SSS」の対決。
試合は、序盤からヴェルダンのペース。今秋に愛知県大会準優勝に輝いた強豪は、持ち前の攻撃力で岡崎西を圧倒。早々に先制に成功すると立て続けに得点を重ね、試合を優位に進めた。
対する岡崎西も意地を見せ反撃。2点を返し最後まで気持ちを見せたが及ばなかった。試合は要所で圧倒したヴェルダンが10-2で勝利。見事王者に輝いた。
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2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
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