蒲郡市五井町の「山下ボクシングジム」に通う市内の鈴木宏昌さん(41)と岡崎市の平岩愛羅さん(23)は、「第5回全日本マスボクシング選手権県選考会」(6~13日、名古屋市)に出場し優勝した。11月1日に岐阜県安八町で開かれる全国大会に出場する。
マスボクシングは互いのパンチが当たらない距離で、実戦をイメージして寸止めでパンチを打ち合う競技。試合を想定し、冷静に状況を判断する能力や見栄えのいい技を披露する表現力が求められる。
鈴木さんは2021年に、興味が出てきて山下ボクシングジムに通うようになった。今は介護の仕事を終えた後、ジムを訪れ、2時間の練習メニューに取り組んでいる。昨年の全国大会に出場し、3位に入賞した。
平岩さんは小学1年生から、実戦のボクシングを習い始め、高校生の時に全国大会を経験している。友人がきっかけで山下ボクシングジムを知り、大学生だった21年から通っている。
選考会では鈴木さんが「U50男子170㌢以下の部」に、平岩さんは「U30男子170㌢超の部」に挑戦した。2人は見栄えのいいパンチを繰り出し、順調に勝ち進み、優勝した。全国大会に向け、ジムできれいなパンチやガードを披露するための練習などに取り組み、技を磨いている。
鈴木さんは「昨年は3位だったので、今年は優勝します」、平岩さんは「初出場ですが、優勝を目指します」とそれぞれ意気込んだ。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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