秋田県仙北市を拠点に活動する劇団「わらび座」の特別公演が豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で9月22日に開かれる。主催は「わらび座 豊橋支援者」の鈴田英量さん(65)。「渥美フーズ」が協賛する。先着100人を無料招待する。
日本の伝統文化や歴史を題材としたオリジナルミュージカルを上演し続ける劇団。民謡や郷土芸能をベースにした力強い舞台は、国内外で高い評価を得ている。1951年に東京で前身となる「海つばめ」が結成され、今年で74年。新型コロナウイルス禍で収入が激減し、2021年に民事再生法が適用された。現在は若い経営層で再スタートしている。
鈴田さんは59歳で会社を辞め、個人事業主として渥美フーズと契約。移動スーパー「とくし丸」の運行を担っている。以前から東北地方へよく出張しており、東日本大震災以降は五十数回の旅を重ねた。第1次産業従事者と交流が深く、作物や商品を取り寄せているという。
鈴田さんはわらび座が募っていたクラウドファンディングで支援した。そのリターンが「豊橋特別公演」だ。
今回は、前日の安城公演のメンバーが、そのまま豊橋入りする。わらび座を紹介するプロモーションビデオの上映の後、ミュージカル「真昼の星めぐり」に登場するおはやし、民謡から最近のミュージカルからセレクトした劇中歌を披露する。
入場受付場所は「フードオアシスあつみ」の福江、田原、山田、宿の各店と、「ビオ・あつみ エピスリー」の豊橋、浜松の各店。さらに「あつみ食堂」のサービスカウンターで。来店者1人に整理券1枚。1家族2枚まで。
鈴田さんは「劇団も一生懸命にやってくれている。東三河の人に、わらび座のことを知ってもらいたい」と話す。問い合わせは鈴田さん(090・1294・2906)へ。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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