今月、創業40周年の節目を迎えるアール電装中部株式会社(本社・豊橋市牛川通)。工場や集合住宅などの電気設備の設計施工管理を生業としてきたが、この節目に新しい一歩としてあるショールームをオープンする。その狙いを早川史洋代表取締役に聞いた。
―新しいショールームが今週土曜日にオープンします。概要を教えてください。
◆皆様の生活に不可欠な「電気」を作り、効率よく使うための最先端の設備が実装された施設です。太陽光発電で発電し、蓄電池で蓄え、建物内の電気の使用やEV・電気自動車への充電などに使います。また、電気自動車から住宅で使う電気を供給する仕組み(V2H)も実装されていて、一歩先の暮らしを体験できる未来型ショールームです。
―これまでは建設会社など企業を相手にビジネスをしてきて、今回は私たちのような一般の人も対象としているショールームですね。
◆それが一つのポイントです。今までは、どのように電気が使われているかに関わることができませんでした。このショールームは、はマイホームの購入やオフィス建設を検討する経営者など一般の消費者様がターゲットで、建物の電気の発電、蓄電、消費、売電の状況がわかる液晶画面など一般的な消費者の目線を意識しています。
―今後の課題は何がありますか?
◆電気をつくる、ためる、使う、という分野は、日々すさまじいスピードで新しい商品や技術が出てきています。それがどのようにお客様の暮らしに実装することができるかを説明できなければなりません。例えば、ペロブスカイトと呼ばれる薄くて曲げられる太陽光パネルなどは、実用化に向けた研究が急速に進んでいますが、充電の仕組み自体が変わってしまうかもしれません。日々勉強ですね。
―私のような素人でも、まずは見に行くだけでも良いですかね?
◆ぜひ足を運んで下さい。そのきっかけとして、6日にオープンイベントを行います。(牛川通5-6-12)お子様を対象にしたゲームやお菓子、それにキッチンカーを用意してご来場をお待ちしています。そしてこのショールームの駐車場は、電気自動車の充電スタンドが8機設置されていて、スマホによる電子決済が可能です。百聞は一見に如かずで一歩先の未来を体験しに来てください。
住所:〒440-0011 愛知県豊橋市牛川通五丁目6-12
営業時間:9:00~17:00 TEL: 0532-56-1711
Webサイト;詳しくはHPまたははメールにてお問合せ下さい。
メール:r-denso@r-denso.com
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鎌倉市出身の45歳で四人の子育て真っ最中。NHK記者として11年仕事をしてきた。その後、豊橋に住んで今年で10年目。東三河地域でいまだ日の目を見ぬ素晴らしい取り組みをしている企業に東愛知新聞で光を当てることができるよう取材している。趣味はサッカーと筋トレ。
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