新城市からも石川輪島の全国軽トラ市に出店

2025/09/03 00:00(公開)
全国軽トラ市の新城市ブースを訪れた人=輪島市で(いずれも提供)

 能登半島地震で被災した石川県輪島市で「復興輪島朝市×全国軽トラ市in輪島」が8月31日に開かれた。新城市からは軽トラ市実行委員らが出店した。

 

 愛知大学三遠南信地域連携研究センター(豊橋市)と、新城市の軽トラ市実行委などが加盟する「全国軽トラ市でまちづくり団体連絡協議会」(軽団連)などが参画する実行委員会が、復興支援として企画した。軽トラ市は新城市をはじめ岩手県雫石町、宮崎県川南町、愛媛県西予市など17団体が参加した。

 

 新城市のブースは米「ミネアサヒ」「奥三河ほうれん草」、五平餅の真空パックなどを販売。実行委員の安彦誠一さんは「店頭に来た被災者は会話を楽しみにしている人が多かった」と述べた。昨年9月にも輪島市を訪れている。「がれきなどの撤去は終えていたが、道路は完全に復旧していなかった」と話した。

 

 下江洋行市長も訪れた。阪神大震災で被災した神戸市の自宅跡地に咲いた「はるかのひまわり」の子孫となる花束と種を輪島市の坂口茂市長に手渡した。

 

 「はるかのひまわり」は2012年に東日本大震災被災地の岩手県内の中学校から新城市内の中学校に種が渡った。市内ではこども園や小中学校、高校などで育てている。

新城市のブース
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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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