豊川信用金庫は10日、災害備蓄食料として、おでん缶3000個を豊川市へ寄贈した。贈呈式が市役所であり、真田光彦理事長が竹本幸夫市長へ目録を渡した。防災月間(9月)に合わせた。
おでん缶は、豊川信金の子会社「地域商社みかわ」が、豊川に工場がある「天狗缶詰」と共同開発したオリジナル缶仕様。大根、牛すじ、ちくわ、さつまあげ、こんにゃく、うずら卵が入っている。こんにゃくは串に刺さっており、串を箸の代わりにして、大根などにも刺して食べられる。
真田理事長は「南海トラフ地震の発生が懸念されるほか、自然災害が多発している。災害時に役立ててください」と話した。竹本市長は「有事の際に活用します」と感謝した。
豊川信金では東三河の8市町村に計1万個を寄贈する。オリジナル缶のおでん缶は、地域商社みかわで取り扱っている。1個450円(税込み)で5000個から注文できる。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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