田原市の伊良湖港は13日付で、港湾を活用したまちづくりを推奨する国土交通省「みなとオアシス」に登録される。同日に港内で登録証交付式がある。「道の駅伊良湖クリスタルポルト」を核に、ご当地グルメ開発や近隣のみなとオアシスと連携し誘客増を図る。
登録により、地域の交流や観光振興などの活性化へ向けた拠点づくりを進める。港湾施設のインフラ整備や訪日外国人の対応強化、地域資源の発信などへの国交省などの交付金の重点配分も見込めるという。県内での登録は蒲郡と新舞子に次ぎ3番目。
渥美商工会や田原観光情報サービスなど地元関係団体などでつくる「みなとオアシス伊良湖運営協議会」を運営主体とする。
協議会では当面、地元海産物を生かした「シー(海)級グルメ」の開発のほか、伊勢湾フェリーとの連携、SNSを活用したイベント情報などの発信を主要事業に挙げている。蒲郡港やフェリーで直結する鳥羽港など近隣の登録港とイベントなどを通じた連携も検討している。
13日は伊良湖緑地で登録証交付式を開く。国交省担当者が、みなとオアシス伊良湖運営協議会の代表に登録証を渡す。
伊良湖港周辺は道の駅を核に、伊良湖岬灯台や伊良湖菜の花ガーデンなどの観光施設がある。1~3月の「渥美半島菜の花まつり」をはじめ、夏の「伊良湖みなとフェスタ」や「トライアスロン伊良湖大会」など集客イベントで観光客らが訪れる。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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